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ピックアップ 2018年12月25日

かぶりますが。。。

今だから言える!買取、販売の失敗談(Kさんの場合)

こんにちはKさんです。

今回はブログテーマがあって「失敗談」ということですので

書いていきたいと思います。

私自身、今回書いていくことはかなり前のことになります。

長い話になりますのでお付き合いください。

 

 

当時のJショップの社員・アルバイトはほぼ共通で新人は出張買取配送スタッフからスタートしてました。

この出張買取配送スタッフは毎日イレギュラーな事ばかりが起きる不思議なお仕事なのです。

この日私の役割は出張買取配送で、トラックに乗って出張買取の補助をしたり商品の配送運搬をしたりしていました。

その日の最後の配送の場所が

現在ではお伺いしてないエリアでかなりの遠方の山の中でした。

数日前からお伺いすることはわかっていたのですが現在のようにスマートフォンなどは普及しておらずざっくりとした紙の地図を1枚渡されただけで

「いつものことなのでなんとかなるかな」

と安易な気持ちでいました。

到着予定時刻は夕方の指定でしたので(現在は指定ができないのですが)

いつもよりも予定時間を早めて、お客様にご連絡をした上で

「途中でもう一度お電話差し上げます」

と伝えて順調に近くまで向かいました。

上司より教えて頂いたとおりの道順で山道に入ろうとすると

そこには

 

「土砂崩れのため通行止め。」

との記載があり警備員の人が立っている光景。

 

 

一緒に行っていた相方スタッフと目があって

一瞬固まりました。。。。

(この日は慣れたスタッフと2人でトラックに乗ってました。)

慌てて引き返しトラックを停め、2人でお客様とお店に電話をしました。

 

お店からは

「近くまで行っているようなので迂回をして確実にお届けするように」との司令が

 

 

お客様からは

「遅くなっても大丈夫なので気をつけて来てください」

 

 

と言っていただいたので気を取り直して迂回路を確認したところ

お店で渡された地図の外側を迂回することに(*_*)

(後日気付いたのですが地図の外側が2つ町を超えていくぐらいの距離でした)

そこからは林道を通ってしばらく進みました。

 

だんだん日は落ちていき外灯もほとんどない道を進むと学校の様な場所に付いてトラックを一旦停車しました。

(電気が完全に消えていたので廃校だったかもです)

予定時刻からはかなり遅れてしまっていたので再度電話をしてお客様に道順を確認をしようとしましたが、、、、

 

 

携帯電話が圏外に。。。

(当時は電波の届かないエリアがまだまだたくさんありまして 。。。)

 

 

「こうなったら仕方がない」と2人で腹をくくって少し進んだところの民家のインターホンをならして

「〇〇という住所はどのへんですか?」と

声ををかけては進み、

 

かけては進み、かけては・・・・

 

 

 

 

 

ようやく到着することができました(T_T)

この時、時間帯はすっかり夜になっていて出発してからは

かなりの時間が経っていました。

お客様のご自宅付近では携帯電話の電波がかろうじて1本アンテナが立っていたので慌ててお店に電話。

状況を説明し作業を開始しました。

商品はベッドとタンスの搬入·組み立てで

時間にして3040分ほどでした。

 

急いで帰ろうと挨拶をすませようとするとお客様が

「こんな時間になってお腹も空いているだろう、うちで採れたトマトを食べていきなさい」

と、特大サイズのトマトを私たち2人に出してくださいました。(普通のトマト3つ分くらいあったなぁ^^;

遅くなってご迷惑をおかけしているにもかかわらず申し訳ない気持ちでトマトを頂いたのをよく覚えてます。

それが、ものすごく甘くてビックリしたのもあって印象深く残ってます。

(通常、食べ物はご遠慮させていただくのですがこの時は素直にいただきました^^;

 

 

さあ帰ろうとお店に電話をしてから

トラックに乗り込みました。

行きにあれだけ迷子になっていたので帰り道はさっぱりわからない状況でしたが

ある程度行きに覚悟を決めていたので

 

携帯電話は通じない中

 

勘だけを頼りに。。。

 

行きには通ってない道をどんどん進んで行き

「帰りは高速道路を使って帰りなさい」との上司の指示もあったので高速道路のインターを目指してやっと高速道路に到着!!

すでにこの時点でお店の営業時間は終了している時間でした。。。

 

大幅に遅くなってしまい申し訳ない気持ちで

お店に戻ると。。。

まさかの当時の社員さんに部長さんまで勢揃いで待っていてくれました。

 

2人で「遅くなりました。すいませんでした。」と平謝りすると

温かい飲み物と肉まんを渡してくれたことを覚えています。

 

当日は1031日で世の中はハロウィーンでした。

今みたいに派手なイベントではありませんでしたが、

これだけ印象に残る事が起きた後で一緒に行った相方のスタッフが

今帰ってきた高速道路を通って県外の友人宅にパーティーに向かったので

ハロウィーンの日だったというのを覚えています。

 

それに、トマト・肉まん・・・食べ物の記憶は確かですね。。。。

 

 

今考えれば「土砂崩れ」の看板を見た時点で後日お伺いしますと言えれば良かったのかもしれませんが

その時ゴーサインを出してくれた上司のおかげで貴重な経験ができたことを今ではとても感謝してます。

 

 

 

という「大遅刻」の失敗。。。でした。

とくにオチはありませんがこれで終わりたいと思います。

 

次のブログはリユース活用術でお会いしましょう!それではまたm(_ _)m